PROJECT

リアルタイム災害情報提供システムの運用による発災時の即時情報分析

リーダー・関係主体

竹原市危機管理課・企画政策課、東京大学空間情報科学研究センター関本研究室、(一社)社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)

プロジェクト概要

被災時に市が必要な被害情報等が、AIGIDが運営するリアルタイム災害情報提供システム等から必要なタイミングで得られ、他の情報を含め市で円滑に集約し、復旧作業等の関係部署と共有できる体制を構築する。

前年度までの成果

リアルタイム災害情報提供システムに保存された過去の災害情報から、システムの機能改良案を取りまとめた。

今年度(R7年度)の目標や成果イメージ

・リアルタイム災害情報提供システムの発動時に、実災害時における基礎自治体としての活用の観点から、システムの改善案を取りまとめAIGIDに提言する。
・リアルタイム災害情報提供システムから収集する情報の活用について、広島県防災情報システムとの連携性を高めるための庁内体制を整理する。

具体的な取組内容・方法

・リアルタイム災害情報提供システムの発動時に同システムを利用し、市内部で提供情報を活用する観点から、県システムとの連携も考慮した機能改良案を整理する。
・「竹原市地域防災計画基本編 第3章第3節第1 災害情報計画」記載事項について、リアルタイム災害情報提供システムから収集した情報の有効活用の観点から見直す。

今年度(R7年度)の活動内容(8月まで)

・広島県危機管理課とともにAIGID担当からシステムの説明を受け、広島県防災情報システムでの情報の活用などについて意見交換を実施した。
・リアルタイム災害情報提供システムの災害モードが発令された「令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨」について、実災害時における基礎自治体としての活用の観点からシステムを利用し、機能改良案等の検討に着手した。

リアルタイム災害情報提供システム

令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨における提供情報